その4  はりや(高松市)


 さて、次なるお店は「はりや」。地元タウン誌『TJかがわ』読者の間で大人気のお店らしい。「はりや」は「池上」から車で5分ほどの距離。というわけで、あっと言う間に到着〜。

 店構えは仕事帰りのお父さんが「一杯ひっかけていくか〜」的な雰囲気の飲み屋さん。この店も店構えからはそれほど凄い麺が出る気配がないんだけど、香川って店の雰囲気から味が想像できないんだよな〜。こんなところも香川でのうどん旅を盛り上げてくれる要因かも。

 お店に入ると、時計はまだ11時過ぎだというのに、既に店内満員。20席ほどあるカウンター席にはお客がずらり。そしてその後ろには、さらに20人ほどの待ち客でごったがえしている状態。店内にはカレーうどんのいい匂いが漂っていたが、注文は人気メニューという「かしわざる」(600円)を注文。

 カウンターに座ってうどんを待っている間、なかとも君が持参したデジタルビデオで店内を撮影していると、店のご主人から「隠し撮りでつかまるぞ〜」と笑いながらからかわれる。思わず苦笑いでなかとも君がビデオをひっこめる一幕も。

 さて、並んで待っている間に見ていたので覚悟はしていたものの、かしわ天の大きなこと。それが6〜7個、ごろんと入っているのだ。しかし、このかしわ天が旨い! やわらかい鶏肉に塩胡椒が心地よく利いている。これはビールが合いそう。ミヤーンさんが頼んだイカの天麩羅も衣がサクサクと軽く、風味もよくていい感じ。

 そしてうどんもこれまた、いい。食感は固すぎず柔らかすぎずで丁度よく、伸びのある麺。歯に当たるとムニュッと逃げる。粉の風味もいいので、つけ汁がなくてもおいしく食べられる。なかとも君はこの店の麺を「ええとこどり麺」と評していた。僕も同感。すっごく旨いんだけど、あまりにもキレイにまとまり過ぎている印象がある。この麺に文句をつけるなんて、我ながらぜいたくだな〜。

 ちなみに店のスタッフはみんな若く、チャキチャキ動いていて、店内は活気がある。地元民の絶大な人気も頷けました。


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