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横浜市港南区下永谷3−3−23 電話番号は? 11:00〜0:00 水曜定休 |
『くじら軒』を後にした我々は、再び地下鉄で「センター北」駅から「上永谷」駅へ。電車に揺られること約50分。さらに駅から環状2号線をてくてく歩くこと、約15分。途中、『本牧家』を横目に見ながら、ようやく目指す『環2家』に到着した。当初は「家系」ばかりを食べ歩く予定であったこのツアー、最初の「家系」である。
ところで、このお店についてレポートする前に、ちょっと余談。このお店にまつわる話や、家系の歴史について軽く触れておきたい。そもそも、家系の元祖は1974年に吉村実氏が開店した『吉村家』というお店。その後、吉村氏の元で修行した方が吉村氏から任されたお店が『本牧家』。しかし、その後『本牧家』は吉村氏ともめ、現在は敵対関係にあるようだ。
そしてこの『環2家』は、『吉村家』に弟子入りした方がまず修行に出されるという、『吉村家』直系で、子飼いのお店。それが『本牧家』と目の鼻の先ほどの距離にあるのだ。まさにラーメン戦争、仁義なき戦いである。
さて、『環2家』の外観はまるでファミレスのようで、とてもラーメン屋には見えない。店内もやはりファミレスのようにきれいだ。座席はカウンターのみ20席ほど。夕方4時半という中途半端な時間に訪店したのでさすがに行列はないが、それでもカウンターはほぼ満席でした。
僕はノーマルなラーメン(580円)を注文。あと、喉が渇いていたのでビールも(^^;。ここはビールが140円。驚くほど安い。しかも、つまみとして味玉まで付いてくる。ちょっと醤油辛い味玉をつまみながらカウンターを見渡すと、大量の調味料が目に入る。酢、醤油、胡椒、おろし生姜、きざみ生姜、おろしニンニク、唐辛子味噌、そして唐辛子がなんと3種類。こんなお店は初めて。
調味料をまじまじを見ていたら、あっという間にラーメンが到着。
ラーメン
醤油が強い茶濁したスープは非常にこってり。ただ豚骨濃度は高いものの、油の量や塩辛さは抑えられており、意外とスープは飲みやすい。麺はやや平打ちの太麺で少しちぢれ。また、麺の長さが10cmほどと短いため、非常に食べやすいのだ。食感もよく、麺を食べる時の爽快感も申し分ない。
具もおいしかった。チャーシューはしっかりスモークされていて、香り高く旨い。スープとこのスモークの薫りとの相性もいいと思います。海苔も風味よく、しっかりしたものでした。
その後、店内に表示してあるように、スープにニンニクや唐辛子味噌を加えてみる。後で知ったのだが、家系のお店は備え付けられた調味料を加えて楽しめるお店が多いのだ。調味料を加えたラーメンは、これまたイケル。豚臭さが抑えられ、さらに食べやすくなりました。
これまで家系といえば豊橋市の『黒田屋』くらいしか知りませんでしたが、このお店のラーメンとの違いに一種のカルチャーショックを覚えました。家系にはもっと野暮ったいイメージを持っていたのですが、このお店のラーメンは全然違う。非常に洗練された一杯と感じました。