中村屋
大和市下和田1207−1
046−279−3877
11:30
〜15:00
17:00〜20:00
水曜日、第2・4木曜日定休




 『支那そばや』に振られたショックはでかい。

 しかも、旅の最初、朝の一番からである。たくさんラーメンを食べるため、朝からほとんど何も食べてない我々は、お腹がすいてますます元気がなくなる。どよーんとした雰囲気のまま、車は藤沢市を抜けて大和市へ。

 次に向かったお店は『中村屋』。このお店もものすごい人気店で、お店のご主人はなんとまだ20代半ば。「天才」と称されるご主人が作る一杯を楽しみにお店へ向かう。

 お店はスーパー「ジャスコ」の目の前、という非常に分かりやすい場所にあるため、迷うことなく10時半頃に到着。お店の駐車場がないので、車はジャスコの駐車場へ(有料)。着いたのは開店1時間前だったが、すでに1人が店の前で座っていた。僕達もその後に続く。

 僕達が並び始めてわずか数分後には、あっという間に10数人の行列ができる。開店直前には、行列は60人以上になっていた。愛知じゃなかなか見られない光景に、さすが横浜(厳密には違うけど)と妙に感心する。

 さて、いよいよ開店。店内に入ると席を指定され、テーブル席に案内される。カウンターに座って厨房の様子を見たかったが仕方がない。僕が注文したのは、味玉ラーメンの醤油(700円)。それに、“今日のみの限定”という支那竹飯(300円)も一緒に注文。オススメとか、限定という言葉にはいつも無抵抗になってしまう。(^^;

 

味玉ラーメンの醤油

支那竹飯

 スープは魚介ダシが中心。それにプラス、鶏を感じる。ダシは昆布、カツオ、サバ節、椎茸を中心に、ニンニクやアクセントとして鷹の爪をうまく使っている。基本的には和風の醤油ラーメンなのだが、旨みが濃く、味にふくらみもある。化学調味料は使っていないとのことだが、味わいもなめらか。旨いだけでなく、かなり個性的なスープ。

 麺もおもしろい。使っているのはちぢれ麺ではなく、なんと細いストレート麺。後半になっても麺はのびることなく、コシもあってうまい。また、具もソツなし。特にチャーシューは柔らかく、旨みの凝縮感がすばらしい。後で知ったのだが、チャーシューは丼に乗せる直前に七輪であぶっているそうです。スープ、麺、具の全体のバランス感も抜群。オリジナリティーが高い上に、味に緻密な計算を感じるラーメンでした。

 ただ、一つ気になったのは、食べた後に鶏油が少し口に残ること。でも、大きな問題ではないでしょう。これは『支那そばや』に振られたショックを見事に吹き飛ばしてくれた一杯でした。

 ちなみに店内は、現代的なセンスでどっしりしたレトロ感のある、オシャレなお店でした。




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