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店を出てもしばらく、『支那そばや』の余韻に浸っていた。
うまい。うますぎる。マスコミ上で、あれこれ言うだけのことはある。味の焦点の合わせ方があまりにも見事。好みの差こそあれ、あれ以上のラーメンがこの世にあるとは思えない。僕には、それほどの味だった。このまま余韻に浸っているのも幸せなのだが、せっかくここまで来て、1杯だけで帰ってしまうのはやはり惜しい。一行はやはり、2軒目のお店の前に並び出したのであった。
次に向かったのは旭川ラーメンの『蜂屋』。なんでも昭和22年創業の歴史あるお店で、創業者がラーメン店を始める前に、蜂蜜を使ったアイスクリーム店を開いていた関係で、屋号が『蜂屋』となったらしい。このお店の前には3〜4人が並んでいたのみ。さすが平日。「平日のラー博」、クセになりそうである。
このお店ではラーメンの脂の量を多めにするか、少なめにするか聞いてくれる。とりあえずノーマルでお願いし、ビールを飲みながらラーメンの到着を待っていると、ほどなく注文したミニラーメン(500円)と豚丼(400円)が到着した。
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ど〜でもいいけど、ここのラーメンの丼、僕の実家で使っているものと同じだ。(^.^;)
さて、ここのラーメン、なんといってもスープが独特。基本的には「豚骨ベースの和風醤油ラーメン」なのだが、焦がしラードの香ばしい香りがいきなり、ガツンと襲ってくる。一口すすってみると、魚のアジの力強い風味と、ややすっきり目の豚骨。風味は強いものの、それほど豚骨のこってり感はない。麺は加水率低めで、やや固ゆでのちぢれ麺。ぷりっとした食感の麺はスープとよくからみ、麺とスープのバランスも抜群でうまい。
非常に個性的でワイルド。『蜂屋』のラーメン、なかなか楽しめました。