| らうめん考房 昭和呈(しょうわてい) | ![]() |
常滑市苅屋柳田136 0569−34−4408
11:30〜14:00 、 18:00〜20:45 月曜、火曜定休(祝日は昼のみ営業)
化学調味料を使わず、厳選した天然素材を使ったラーメンを提供しているお店です。場所は常滑市の南端、のどかな風景が広がる交差点の角にぽつんと立地しています。まるで掘っ立て小屋のような建物の中に、屋台がすっぽり収まっているような造りで、店内は昭和のレトロ感を演出しています。座席は、いかにも安っぽいパイプの丸イスなどが8席。床には玉砂利が敷き詰められていて、座っていて安定感がなく、食べる環境としてはお世辞にも居心地がいいとは言えません。
しかし、提供しているラーメンはとても素晴らしい。メニューは10種類ほどのラーメン(800〜1000円ほど)と、おにぎり、チャーシュー丼など。このお店でラーメンを食べるたびにもらえるポイントを集めることで、注文可能な裏メニューも多数用意されています。
このお店には4〜5回訪店していますが、食べていて毎回感じるのは、このお店のラーメンはバランスがいい、ということ。スープは旨みたっぷりの和風ダシが穏やかに主張して、とてもおいしい。熟成感を感じる麺は、そのスープに寄り添いながらも、ちゃんと受け止める力も持っている。チャーシューなどの具も吟味された材料を使われています。それぞれがきちんとおいしい上に、どれかが主張し過ぎることがなく、ラーメン全体のバランスが高いレベルで組み立てられていると感じます。ラーメンの値段は高いですが、僕はそれに見合う満足感は十分にあると思います。
また、いわゆる“こだわりの店”には、店主が偉ぶっていたり、押しつけがましいお店もありますが、このお店の店主にはそういう感じがあまりしないのも好き。ちなみにスープが不出来のときは臨時休業することがあるので、遠方から行く方は電話確認した方が無難だと思います。また、店内にはトイレがありませんので、合わせてご注意。店内禁煙。08年11月
店主ブログ
海老と帆立 塩(1030円)
新・塩ノ麺(850円)
いきなりですが、僕はラーメン屋さんでの食事は、あまり好きではありません。食事には「味」だけではなく、その店の中で「気持ちのいい時間を過ごせたか?」という観点も大切にしています。その観点からみると、おいしいラーメン屋さんは並ぶことがあったり、また、食事自体の時間もあっという間に終わってしまうため、時間的満足感が低いのです。僕なら、同じくらいの金額でもっと時間的満足感が高いお店を選びます。
そんな僕でも、このお店には、たまに無性に行きたくなります。
お腹がそこそこ膨れていても、「このお店のラーメンなら食べたい。」
そう思えちゃうお店なんです。
このお店は、スープが本当においしい。
動物系のこってり感はないが、さっぱりという程でもない。
魚介中心の和風な旨みたっぷりだが、旨みがくどすぎるということはない。味にtoo muchな感じがしないので、目の前に人参をぶら下げられた馬のように、鼻息あらく、ついついがっついて食べちゃうんです。
何種類かいただいた中では、「海老と帆立(塩と醤油がありますが、僕がいただいたのは塩)・1030円」 は悶絶もののおいしさでした。旨みがたっぷりだが、これ以上はやり過ぎ、という一歩手前ギリギリのところでバランスがとれている。本当に、ただただ、ひたすらうまかった。
このお店のチャーシューは大ぶりで、優しい甘みがします。
通常は白豚を使っているようですが、時期によっては黒豚、イベリコ豚(かなり高い!です)のチャーシューも注文できるようです。
また、ラーメン以外では、このお店のお水も好き。
特に、暑い夏はいくらでも飲めちゃう。少し炭の匂いがするものの、このお水はするするとお腹にはいっていきます。
このお店のマイナス点を挙げると、値段の高さと立地の悪さなどがネックとなりそうですが、この味は僕の好みのど真ん中ストライク。ラーメンに1000円近いお金を払うことも、自宅から片道30分ほどかかることも、それほど苦になりません。このラーメンを食べるためだけに、わざわざ行く価値があるお店だと感じています。
ただ、トイレが店内にないというのは、なんとかして欲しいな〜。
トイレは信号を渡って道向かいの産直所まで行かなければいけません。
狭いお店で子連れのハードルが高いのは、仕方ないな〜と思ってます。